幹細胞美容液とは何?ヒト幹細胞エキスで本当に若返るの?

 

 

幹細胞美容液。
再生治療に使われている「幹細胞」を使って、科学の力で細胞レベルの若返りができるとされています。

 

最近では幹細胞美容液という言葉をよく目にするようになりましたが、正直なんのことだかよくわかっていなかったので自分で調べることにしました。
効果が高いということはみんなの話でわかったんだけど、なぜ効果が高いのかを知りたくて色々調査しました。

 

幹細胞美容液とは何?メスを使わない美容整形とも言われているって本当?

幹細胞美容液は、「メスを使わない美容整形」とか「10年前のハリのある肌に蘇らせてくれる」なんて表現があるくらい効果が高いと言われています。
そんなエイジング世代にとって希望の光のような幹細胞美容液について知るうえで、まずは幹細胞について調べました。

 

幹細胞とは?

 

人の体は60兆個の細胞で構成されています。
その細胞の元になる細胞のこと「幹細胞」といいます。
自分で分裂増殖することができ、個別の細胞に分化することができます。

 

美容の分野で「幹細胞」と言っているのは「脂肪幹細胞」のことを言っているようです。
人の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞です。この脂肪幹細胞は、線維芽細胞と同等以上のコラーゲンの生産パワーがあることが最近の研究で明らかになりました。

 

幹細胞の2つの機能

1.さまざまな細胞に分化できる能力。
2.細胞分裂をしても、さらに自分自身と同じものを作り出すことができる能力。

 

皮膚の幹細胞は2種類ある 

皮膚の幹細胞には真皮幹細胞と表皮幹細胞の2種類あります。
それぞれ真皮と表皮の形成に関わっています。

 

◆真皮幹細胞
肌の奥にある真皮層に存在。
自分と同じ真皮幹細胞を作り出すのと同時に、繊維芽細胞を作り出して、真皮を構成するコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出させる手助けをする。

 

◆表皮幹細胞
肌の表面にある幹細胞。
ターンオーバーの周期をつかさどり日焼けによる黒ずみや、シミ、肌荒れを表面へと押し上げ表皮を生まれ変わらせる役割をする。

 

年を取るとこの2つの幹細胞の再生能力が低下し、シミやたるみ、乾燥などの肌老化の原因になります。

 

 

線維芽細胞とはコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの真皮の成分をつくる工場のこと。
下のイラストにもあるように真皮の中にある美肌にはとても重要な細胞なんです。

 

 

線維芽細胞の働きについて

 

肌にハリや弾力がなくなるのはコラーゲンや保水力の低下といわれていますが、それは線維芽細胞の能力の低下が原因となって起きるもの。線維芽細胞がコラーゲンや弾力を保つエラスチン、保水力のあるヒアルロン酸を生成、分解を繰り返しているのですが、年を取るとともに生産より分解の数が上回ってしまいます。
30歳を過ぎると体力がなくなったり、基礎代謝も低下するのと同じく肌の細胞レベルでも新陳代謝の低下が起こっているわけです。
そのため線維芽細胞の働きの低下=肌の新陳代謝の低下=肌の老化ということになるのです

 

ちなみに線維芽細胞を若返らせることができるとシワ・たるみを治すことができるといわれており、その治療は美容皮膚科でもおこなわれているようです

 

 

幹細胞コスメについてもっと知ろう!今までのコスメとの違いは?

 

今までのコスメは、老化などで減少してしまった成分を肌の上から補う対処両方でした。
一方、幹細胞コスメといわれるものは、、肌本来のちからを再生し自分で肌に必要なものを作れるようにしてくれます。

 

幹細胞コスメで肌が若返る仕組み

 

 

幹細胞は加齢とともにその機能が低下してしまうので、肌を構成する重要な成分(コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸)がつくられなくなり肌の質が低下してしまいます。
肌のターンオーバーに時間がかかるようになり古い角質がずっと残ってしまうことに。

 

幹細胞美容液を吸収させることにより表皮幹細胞と真皮幹細胞を活性化させることができ、ターンオーバーが整い肌の修復作業が正常に行われ若々しい肌を保つことができます。
表皮幹細胞はターンオーバーを司る表皮細胞を真皮幹細胞はエラスチンやコラーゲン、ヒアルロン酸を作る線維芽細胞を作る作用があります。

 

このように「幹細胞コスメ」とは、幹細胞に直接働きかけて肌組織を活性化する次世代のコスメで今後も注目が高まっています。

 

幹細胞美容液には3種類ある 一番効果が高いのがヒト由来の幹細胞美容液

幹細胞美容液とは、動物や植物の幹細胞を培養するとき、分泌された培養液から作った美容液のことです。

 

現在、幹細胞コスメには大きくわけて3つの種類があります。
それは、幹細胞の種類によって分けられます。

1.ヒト由来幹細胞
2.動物由来幹細胞
3.植物由来幹細胞

 

動物由来の幹細胞美容液はおもに、羊を使うことが多いそうですが、アレルギーなどのリスクが多いそうです。

 

植物由来の幹細胞美容液はよく見かけるようになりましたね。
植物の幹細胞を取り出して人工培養で増やし、得られた細胞から抽出したエキスを利用しています。
安全性が高くコストも安いのですが、植物細胞とヒトの細胞では仕組みが異なるため効果としては?がつくようです。
植物由来は再生能力はありませんが、お肌の表面を守る保湿力や潤いを与えるという効果は期待できます。

 

代表的なもの・・・「リンゴ幹細胞エキス」「アルガン幹細胞エキス」

 

ヒト由来の幹細胞美容液には、ヒト脂肪由来幹細胞を培養する際に分泌される「幹細胞培養液」が使われています。(現在、美容や医療で最も使われているのは、人の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞)

 

ヒトの幹細胞を培養した際に分泌される「ヒト脂肪由来幹細胞培養液」にはアンチエイジングに効果的な成長因子などが含まれます。ヒト由来成分のため、親和性が高く機能性の高さも期待できます。

 

植物幹細胞とヒト由来幹細胞の違いに着目するとなぜヒト由来の方が効果が高いのかが理解できます。
それは、ヒト由来幹細胞には細胞を活性化させる情報伝達物質が豊富に含まれているからです。
細胞の表面には、特定の形をしたカギ穴(レセプター)があり、そのカギ穴にピッタリ合うカギ(リガンド)となる物質が結びついて、はじめて活性が始まります。カギをさしてエンジンをかけるイメージです。(動物特有の情報伝達手段)

 

植物の細胞にはカギとカギ穴の仕組みはありません。植物の場合は細胞膜のマイクロチャンネルという経路を通じて命令物質が出入りする仕組みですので、植物の細胞と人の細胞では、仕組みがまったく異なります。人の細胞のカギ穴(レセプター)にピッタリ合うカギ(リガンド)を持っているわけではないのです。

 

このように、根本的な仕組みが違うので植物の幹細胞由来の成分が人の細胞に対してどのように作用するのかは、明らかではない点も多いのです。

 

ヒト幹細胞培養液は幹細胞(脂肪幹細胞)を特殊な培養液で培養した際にできるエキス。
真皮幹細胞や線維芽細胞、表皮幹細胞に直接働きかけ、細胞増殖を促し、細胞を活性化し、肌組織を再生する成分を豊富に含んでいます。

 

ヒト幹細胞培養液には「幹細胞」そのものは入っていませんが、
幹細胞が作るコラーゲンやヒアルロン酸、EGF・FGFなどの成長因子は複数種類配合されていることになります。
幹細胞そのものを化粧品に使うのはNGなんです。

 

つまり様々なアミノ酸やタンパク質、成長因子(GF)などが含まれていることになり、高いアンチエイジング効果が期待できます。
EGFやFGFなどの成長因子は細胞組織に直接触れさせれば細胞の増殖を促す効果があるので今後の発展に期待が持てます。

 

日本ではまだ広く普及していないものの、高いアンチエイジング効果が期待できることからアメリカや韓国などの国々ではすでに高い人気を誇っています。高い生理活性を利用した幹細胞コスメは、気になる肌の老化を根本から解決してくれます。

 

ヒト幹細胞培養液が配合された美容液はとても効果(2万円くらいする)ですが、それだけの価値があるのではいかなと思います。

 

ヒト幹細胞美容液が最強な理由のまとめ

◆植物由来幹細胞美容液よりもヒト由来幹細胞培養液を使ったコスメの方が高い効果が期待できる。なぜなら、ヒト幹細胞は細胞活性化の仕組みが人間と同じだから。(カギとカギ穴の話)

 

◆ヒト由来幹細胞培養液には様々なビタミン、アミノ酸、タンパク質や成長因子などを豊富に含んでいる。
◆肌の機能回復や肌の再生を促すことになり、保湿や美白などに大きな効果をもたらします。
◆欠点は値段が高いこと

 

 

シグナリフトはどの部類に入るの?

シグナリフトはここで紹介してきたヒト幹細胞培養液の美容液ではありません。

 

何かというと、脂肪幹細胞へ信号を送って細胞を活性化させる作用がある成分が入った美容液になります。

 

それがシグナペプチドという成分です。

 

 

シグナペプチドは、
細胞間のシグナルの分泌を促して自己再生を引き出します。

 

脂肪幹細胞や表皮細胞、線維芽細胞に信号を送って細胞を活性化させコラーゲンやセラミド、KGFの生成を促す効果があります。

 

つまり、ヒト幹細胞培養液と似た働きをする独自の成分「シグナペプチド」を配合したのがシグナリフトということです。

 

若々しい肌を保つためにはコラーゲンの減少を補う必要があります。
そこで、作られなくなってしまったコラーゲンを自分のチカラで作れるように手助けしようというのがこのシグナペプチドです。

 

美肌には保水力も欠かせませんが、セラミドを補うことで保水力が高まります。
こういった、セラミドやコラーゲンなどを作るようなシグナペプチドが信号を送ることで細胞が活性化してターンオーバーが促進されるというわけなんです。
そうなることで肌が明るく、ハリのある弾力肌に変わっていくという仕組みです。

 

ヒト幹細胞培養液ではないので5つの成長因子を別に配合し、コラーゲンやヒアルロン酸、APPSといった成分を補うことでより効果が高いものにしています。

 

ここまで調べてわかったのが、幹細胞美容液とは、動物や植物の幹細胞を培養するとき、分泌された培養液から作った美容液のことですが、
幹細胞の働きを促して細胞を活性化させる物質に着目してつくられた美容液もその部類に含んでいるケースもあるようです。
(シグナリフトは公式サイトでは幹細胞美容液とは表現しないで、次世代エイジングケア美容液と言っていますが、幹細胞美容液として紹介しているサイトもあります)

 

間違いなく言えるのが 
幹細胞美容液=ヒト幹細胞美容液 ではないので注意してください。